ダイエットのきつい食事制限が摂食障害を引き起こす

2019年09月12日
体の脂肪を心配する女性

ダイエットは努力すると必ず成功するとは限りません。
絶対にやせるという気持ちの強い人、真面目で完璧主義の人、自分に厳しすぎる人、自分の考えだけが正しいと思っている人には、注意すべき落とし穴があります。

ダイエットでは食事制限が第一となりますが、それは我慢の連続であり、とても辛い「食欲との闘い」です。
この闘いに勝って見事体重を落とせた場合、もう太っている自分には戻りたくないと思うのは普通のことです。
そのため、食事制限をさらに徹底し、食べることを拒むようになってしまいます。
食事制限というものが辛いものではなく、通常ではしんどい空腹感や、やせていくことが快感となり、知らないうちにダイエットによる摂食障害という心の病に陥っています。
ひどい場合では、食べてからのどに手を入れて吐く、下剤を乱用するなどの症状を見せる人もいます。

摂食障害の場合、自分がもう十分やせていることを理解していません。
むしろまだまだ太っている、もっときつい食事制限をしなければならないとさえ思っています。
家族や友人、恋人など、周囲の人から指摘を受けても聞き入れることをしません。
摂食障害は本人に気づかせるということから始める必要があります。
本人の身長と体重から、やせ過ぎかどうかがわかるので、一度具体的に計算をするのもひとつの方法です。

摂食障害を患っていても、生理が止まったり体がふらつくなど、体調に変化が現れて怖くなり、ようやく自分で気づくというケースがあります。
気づいても、食べることへの恐怖や拒否はどうしようもなく、今度は食べるための闘いとなります。
中には、家族にトラブルが起こり、自分がしっかりしなければという思いで、勇気を出して食べ始め、自分で克服するといったケースもあります。
深刻な場合は、専門の医療機関にかかるべきです。
数年単位で治療が必要な場合もありますが、専門医が適切なサポートをしてくれますので安心です。

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